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コンチネンタルタイヤがより高い安全性と快適性を目指し、 2つの新たなタイヤ技術を発表

25/09/2017

 ※本プレスリリースは、現地時間2017年9月12日にドイツ・ハノーバー市で発表した内容の参考訳です。

  万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。

  • ContiSense:タイヤに内蔵されたセンサーを利用してトレッドの深さと温度を測定し、タイヤの損傷をドライバーに警告する、導電性ゴムによるデータ伝送技術
  • ContiAdapt:タイヤの空気圧とリム幅を調整し、路面条件に応じた接地面積を実現
  • IAA 2017にて、最新のタイヤ調査結果とともに2つの新たな技術のコンセプトを出展
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大手タイヤメーカーであるドイツのコンチネンタルタイヤは、将来的に道路の安全性および快適性の更なる向上につながる2つの新たなタイヤ技術コンセプトを発表しました。タイヤの状態を常時監視し、路面条件に合わせてタイヤの性能特性を適応させることができる2つの技術はContiSense(コンチセンス)とContiAdapt(コンチアダプト)と命名され、最新のタイヤ調査結果とともに2017年フランクフルトモーターショー(IAA)で初めて展示されます。

 

ContiSenseは、タイヤに内蔵されたセンサーから車内の受信機へ電気信号を送ることを可能にする、導電性ゴムコンパウンドの開発に基づいています。ゴムベースのセンサーがタイヤのトレッドの深さと温度を常時監視し、測定値が既定値を上回る、もしくは下回る場合、システムがただちにドライバーへ警告します。タイヤのトレッドに異物が刺さった場合は、タイヤ内の電気回路が閉じられ、ドライバーに緊急警報を発します。そのため、タイヤの空気圧が下がり始めてからドライバーに通知する従来のシステムより迅速に反応するのです。将来的には、ContiSenseシステムに、独立して利用できるセンサーが追加される予定です。それにより、温度や積雪の有無など、路面に関する情報をタイヤが「感じ取り」、ドライバーに知らせることが可能となります。データは、車載エレクトロニクスだけでなく、Bluetoothやスマートフォンへの伝送することもできます。

 

ContiAdaptは、ホイールに組み込まれたマイクロコンプレッサーを利用し、リム幅を変えることでタイヤの空気圧を調整します。これにより、安全性と快適性の両性能において決定的要因である接地面積を、あらゆる路面条件下で調整することができます。 また、4つの接地面積の組み合わせにより濡れた路面、凹凸のある路面、滑りやすい路面、通常路面で優れた適応性を発揮します。例えば、タイヤの空気圧を高くして接地面積を小さくすると、転がり抵抗が低くなり、滑らかな乾いた路面でエネルギー効率の高い走行ができます。対照的に、空気圧を低くして接地面積を広くすると、滑りやすい路面で理想的なグリップを発揮します。また、システムは1バールを下回る非常に低い空気圧の設定も可能なため、例えば、積雪の深い場所での車庫入れや、凍結した路面を横切る際など、車をゆっくりと動かしたい場合にも対応します。

 

ContiSenseとContiAdaptは、コンセプトタイヤに搭載されることで、システムの長所が最大限に発揮されます。タイヤのトレッド面は、濡れた路面、滑りやすい路面、そして乾いた路面用の3つのゾーンに分かれてデザインされています。タイヤの空気圧とリム幅の変化により、異なるトレッドゾーンの効果が発揮されることで、コンセプトタイヤは状況に最適な「フットプリント(接地面積)」を作り出します。このように、タイヤ性能を路面条件やドライバーの好みに合わせることが可能です。

コンチネンタルタイヤは、2つの新たなタイヤ技術コンセプトは、自動運転と電動化のニーズにタイヤを適用させるものであり、モビリティの未来を明るくするソリューションであると考えています。例えば、転がり抵抗を低くすれば、電気自動車は一度の充電でより長い距離を走ることができます。また、タイヤをドライバー個人の好みや天候の急変に対応させることも可能です。2つのコンセプトは、REDIセンサーの未来を見据えた開発において、理論的に次の段階を行くものです。REDIセンサーはコンチネンタルが2014年に市場へ投入し、車両とタイヤ間のスマートコミュニケーションの確立に貢献しました。今回、新たに登場したタイヤ技術コンセプトは、ContiSeal(コンチシール:タイヤトレッド部に空いた穴を自動的にふさぐ)およびContiSilent(コンチサイレント:タイヤと路面の接触から発生するノイズを飛躍的に減少させる)という2つの確立されたモビリティ技術に続くものです。100年を超えるタイヤ技術の経験とカーエレクトロニクスおよび自動車IT分野の社内専門知識を活用し、コンチネンタルタイヤは、体系的に製品を未来の自動運転と電動モビリティの未来のニーズに合わせていきます。

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Naoko Miyakawa ConNext
コミュニケーション 宮川

コンチネンタルタイヤ・ジャパン㈱