乗用車/バン/SUVタイヤ

stage_image

メディアサービス

コンチネンタル、タンポポゴム研究所 「Taraxagum Lab Anklam」を開設

22/01/2019

※本プレスリリースは、現地時間2018年12月6日にドイツ・ハノーバー市で発表した内容の参考訳です。万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。

コンチネンタルは2018年12月6日、タンポポゴムの研究所「Taraxagum Lab Anklam (タラクサガム・ラボ・アンクラム)」を、ドイツ、メクレンブルク=フォアポンメルン州のアンクラムに開設したことを発表しました。

2017年11月に行われた同施設の起工式からわずか1年で、3万平方メートルの面積を有する研究所が完成し、研究開発を開始します。

この研究所は、天然ゴムの原材料である熱帯地域原産のゴムノキの代替原料として、ロシアタンポポの栽培や抽出プロセスの研究開発が行われる拠点となります。そして今後の天然ゴムの需要増加を想定し、ロシアタンポポを原材料とした天然ゴムの量産の実現を10年以内に目指します。

タイヤ部門プレジデント兼コーポレート購買責任者
ニコライ・ゼッツァー

コンチネンタルタイヤ部門プレジデント、ニコライ・ゼッツァーは、開所式において次のように述べています。

「本日このライトハウスプロジェクトを始動する運びとなり誇りに思います。コンチネンタルタイヤは、タンポポゴムの工業化に多額の投資を行っている世界初のタイヤメーカーです。当社は、ロシアタンポポが、従来の天然ゴムの原材料であるパラゴムノキに代わる重要な原材料であり、環境にやさしく信頼できる形で、今後想定されている天然ゴムの需要増に対応できると考えています」

さらに、この新しい研究所への投資は、コンチネンタルタイヤ部門の成長戦略である「Vision 2025」の実現においてテクノロジー分野におけるマイルストーンの一つであることを付け加え、次のように強調しました。

「当社は、Vision 2025の一環として2011年以降、生産、研究、そして世界各地における雇用や新製品の開発に20億ユーロ以上の投資を行って参りました。2018年より、この研究所はヨーロッパ、アメリカ、アジアにおける一連の独自のプロジェクトにおいて重要な役割を果たす拠点となります」

中期的には、農業科学や化学、生産や工程技術を専門とする約20名の社員が、同研究所でロシアタンポポの栽培だけでなく、加工に使用する機械の開発や、設置、運用の研究を行っていきます。

メクレンブルク=フォアポンメルン州の経済省は、地元での質の高い雇用創出のため、未来を見据えた今回のプロジェクトに1,160万ユーロの支援を行っています。この研究所の開設は、同地域の農業関係者と耕作地に新たな雇用やビジネスの機会をもたらします。 

開所式には、メクレンブルク=フォアポンメルン州の経済大臣であるHarry Glawe氏、アンクラム市長のMichael Galander氏、現場マネジャーであるDr. Carsten Venzも出席し、参列したプロジェクトパートナー、ジャーナリスト、農業関係者、近隣住民、アンクラム市民へ向けて挨拶をしました。

 

メクレンブルク=フォアポンメルン州の経済雇用厚生大臣 のHarry Glawe氏は次のように述べています。

「アンクラムに研究所が開設されたことで、新たな次元で多様な研究開発を行うための基盤が整いました。このプロジェクトは、この地域の未来を形作っていってくれるものであると確信しています。この新しい研究所の開設は、メクレンブルク=フォアポンメルン州に未来志向の雇用を創出するための重要な一歩です。今回の研究プロジェクトが成功し、タンポポ由来の天然ゴムの生産工場を誕生させることが私たちの目標です。コンチネンタル社は、より直接的な価値創出に貢献し、地元の農業や地域の産業も同様に強化されていくことでしょう。」

 

また、ミュンスター大学(ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学)の植物バイオテクノロジー教授であり、ミュンスターにあるフラウンホーファー研究機構の分子生物学・応用生態学研究所で所長を務めるDirk Prüfer教授 は、次のように述べています。

「私たちは長年、タンポポ由来のゴム生成の分子基盤の理解に取り組んでまいりました。こうした生物学的理解の産業利用はもうすぐそこまで来ており、コンチネンタル社がこの新しい研究所でタンポポから天然ゴムを生成するという新分野を開拓したと言えます」

Start

コンチネンタルは2016年8月に今回の研究所の計画を発表し、2017年11月にアンクラムで着工しました。コンチネンタルは2011年以降、ミュンスターのフラウンホーファー研究機構、クウェドリンブルクのユリウスクーン研究所、パークシュテッテンの植物育種業者であるESKUSA等、様々な研究プロジェクトで協力してきたパートナーと連携し、ドイツ連邦教育研究省やドイツ連邦食料・農業省の支援の下、天然ゴムの原材料を熱帯地域の植物にとって代わる、穏やかな気候の中で栽培できる植物に置き換えるための研究に取り組んできました。2014年には、100%タンポポゴム由来のトレッドを採用した冬用プレミアムタイヤの最初のサンプルが完成し、路面テスト を行いました 。その後2016年のIAAでは、タンポポゴムから作られたトレッドを使った初のトラック用タイヤを発表しました。

 

タンポポゴム(Taraxagum)プロジェクトの詳細については、www.taraxagum.comをご覧ください。

このページをシェアする
お問い合わせ
Naoko Miyakawa ConNext
コミュニケーション 宮川

コンチネンタルタイヤ・ジャパン㈱