乗用車/バン/SUVタイヤ

ツール・ド・フランス

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クルマと同じ最高の品質を自転車にも

コンチネンタルタイヤは、自転車用タイヤの開発と製造において100年以上の歴史と経験があります。ここではその経験をもとに、タイヤ空気圧やタイヤの種類、ハイドロプレーニング、タイヤの構造など、現代のタイヤ技術において重要な概念についてご紹介します。この機会にタイヤに関する基礎知識をぜひ身に付けてください。

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タイヤの種類

すべてのタイヤが同じように作られているわけではありません。クルマでも自転車でも、車種に応じてたくさんの種類のタイヤがあります。

 

ロードレース用タイヤはアスファルト舗装路での走行に合わせて設計されています。そのため薄く軽量で、表面の凹凸が最小限に抑えられています。マウンテンバイクのタイヤは、でこぼこした岩石の多い地形に対応でき、凹凸面に適したアグレッシブなトレッドパターンが特徴です。サイクロクロスバイクのタイヤはアスファルトや砂、ダート、泥の上はもちろん、時には踏み段の上も走れるように設計されています。そして一番リラックスしたペースで走るシティバイクやトレッキングバイクのタイヤのトレッドパターンは、アスファルトや、たまに砂利道も走ることが想定されたシンプルなものです。

 

自動車の世界では、乗用車、SUV、バンなどの違いに合わせてさまざまな特性を持つタイヤがメーカーごとに設計されています。例えば、バン用タイヤは一般的に耐摩耗性の高さが求められ、平均的な乗用車用タイヤよりも大きな負荷に耐えることができなければなりません。それに比べてSUVや4 x 4用タイヤには、全地形や四輪駆動のような特殊な要件が課されます。

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ハイドロプレーニング

ハイドロプレーニングとは、クルマのタイヤと路面の間に水の層が生まれるときに発生する現象です。タイヤが路面を適切に掴むことができなくなり、トラクションが不足することでドライバーはコントロールを失い、操舵、ブレーキング、そして加速不能の状態になります。

 

ハイドロプレーニングが一番発生しやすいのは、豪雨が路面に降り注いだときです。しかし、クルマのタイヤの状態や走行速度によって、その状況が悪化することもあります。このような理由から、次のことが重要になります。

 

  • タイヤを適切な空気圧で膨らんだ状態に保つ
  • 残溝に注意し、法定最低深さの1.6 mm未満にならないようにする
  • ウェット路面では速度を落とす

自転車はハイドロプレーニングの影響を受けません。自動車用タイヤの場合、タイヤと路面の接地面は正方形になり、路面と接する前縁が一直線になることで、回転するタイヤの下に水が閉じ込められやすくなります。その一方、自転車用タイヤは路面と曲線的に接するので、タイヤの両側に水が効率的に押し出されます。この特性により、自転車用タイヤはコーナーで傾斜する構造になっています。

 

自転車用タイヤのもう一つの大きな違いは、細くて空気圧が比較的高いことです。これはタイヤの前縁と接触する水が少なくなることを意味し、高い空気圧によってタイヤの下から水が効率的に押し出されます。これに比べて自動車用タイヤは太く、空気圧も低いので、タイヤ中央から水が逃げにくくなります。

 

最後に、速度の問題について。自転車よりも自動車の方がはるかに速く走ります。水の深さによりますが、速度が速いほど、水が拡散される時間が短くなります。しかし、どれだけ激しくペダルをこいでも、ハイドロプレーニングが始まるほどの高速で自転車が走ることはまずありません。

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タイヤの構造

今日の自動車用タイヤの大多数はラジアル構造で作られています。それに比べ、自転車には依然としてバイアスプライタイヤが使用されています。その違いは何でしょう?

 

ラジアルタイヤは構造上、サイドウォールとトレッドが2つの独立したタイヤ機能の役割を果たします。ラジアルタイヤは軽く、転がり抵抗が低いので燃費が向上しますが、バイアスプライタイヤよりもサイドウォールが柔軟になっています。

 

一方のバイアスプライタイヤは、互いに重なり合う複数のラバー層でできていて、クラウンとサイドウォールが相互に依存する関係にあります。このように重なり合う層が、剛性の高い、1つの厚い層を形成しています。内部のチューブと合わせて考えると、バイアスプライタイヤのサイドウォールの剛性はスネークバイトパンクに対する抵抗や全体的なパフォーマンスにとって非常に重要です。

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タイヤ空気圧

重量

最適なタイヤ空気圧は、タイヤのサイズや積載物の重量によって変わります。タイヤ内の圧力は1平方インチあたりのポンド数、つまりPSI で表されます。適切な路面グリップやエネルギー効率のために、適正な空気圧に保つことが重要です。必ずメーカーのガイドラインに従って適正な空気圧を確保してください。

 

温度

温度もタイヤ空気圧に大きく影響します。温度の上昇とともにタイヤ内の空気が膨張するので、適切な空気圧にしておいたタイヤでも、空気圧が過剰になる恐れがあります。逆に、温度が低いとタイヤ内の空気が収縮するので、適切な空気圧のタイヤでも、気温が低い場合は空気圧不足になる可能性があります。

 

高度

標高の変化によってタイヤ外部の空気圧も変わるので、タイヤ空気圧にも影響が及びます。タイヤ空気圧のレベルは、タイヤの内部の空気と外部の空気の関係から導き出されています。標高が高いほど気圧は低くなり、それによってタイヤ内部の圧力が大きくなります。

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