20~30代の頃は毎週のようにサーキットを走っていたという大塚さん。古今東西あらゆるスポーツタイヤを試したそう。そんな大塚さんも家族の為にミニバンカテゴリーにスイッチ。
「ゴルフトゥーランには純正でコンチネンタルが入っていたのですが、インチアップを機に国産タイヤを選びました。ウェットグリップが少し足りないだけで大きな不満も無いと思っていたのですが、今回MaxContact MC6に替えて良い意味で驚きが多かったですね」
第一印象が「トレッド面が柔らかくてグリップ力が高い。しかしとても静かなタイヤです」という。「スポーツタイヤは静粛性が全く考慮されていないので家族を乗せるミニバンには向きません。しかしスポーティさは諦めたくない。そんな僕のようなワガママな要求に答えてくれたのがMaxContact MC6です。舗装路でのノイズが極めて少なく非常に快適です」と昔なら性能だけを求めていたタイヤチョイスも今では家族目線で選べるように。
「ウエット性能もとても素晴らしかったです。先日ためしにワインディングロードを走ったのですが、目まぐるしく天候の変わるシチュエーションでも路面状況が掴みやすく、コントロールしやすい。だから走っていてとても楽しいです」
「車とのマッチングが抜群に良いんですよね。このトゥーランはエンジンとブレーキをパワーアップしてあります。それでもまだまだ余裕のあるタイヤでした。だからこのクルマに乗る限りはまたコンチネンタルを選ぶ気がします」
家族思いのサンデーレーサーはコンチネンタルが欧州で選ばれる理由をきっちりと見抜いていたようだった。
トレッド面が柔らかくグリップ感があるにも関わらず、とても静かなタイヤ。
これは期待できる!と感じました。
MaxContact MC6装着前に履いていた国産タイヤと比較ですが、同じ空気圧に設定したところ乗り心地は非常にマイルドで快適。静粛性は格段に上がりました。荒れた路面のノイズは仕方ないところですが、舗装がきちんとされた道路での耳障りなノイズは今のところ皆無で、非常に快適です。
グリップ感があり、一般道も高速も非常に安定しています。コーナリングに関しても、アウト側とイン側のブロックパターンが大きくデザインされているせいか、ステアリングの切り始めから切った方向にスッと車が向き、横方向にヨレるグニャっとした感じがないですね。ウェット路面のグリップも良く排水性も良いので、ワインディングでコーナー手前から突然ウェットコンディションになっていたとしても操作にしっかり反応してくれる。目まぐるしく天候の変わる峠道も走ってみましたが、走っていて非常に楽しいです。
現在トゥーランに付いている車高調整式サスペンションが減衰調整出来ないものなので、減衰調整付きに変更してこのタイヤの性能をもっと引き出したくなりました。
自車の強化したブレーキに対しタイヤがしっかり応えてくれる感じで、ストリートレベルのハードブレーキングでは縦方向のグリップも申し分なく、しっかり減速できました。私のトゥーランでサーキット走行の検証が出来ないので限界テスト走行は出来ませんでしたが、制動力の高いブレーキでもしっかりコントロールできるほどMaxContact MC6の懐は深いと感じます。
MaxContact MC6はスポーツカーのほうが向いているかと思っていましたが、ミニバンのカテゴリーに入る私のトゥーランでも最高の相性でした。
パワーアップしてサスペンションもブレーキもチューニングしてあるのが尚更相性を良くしているのかもしれません。
グリップの低いエコタイヤを装着し、走りに不満がある方にはぜひ試して頂きたいタイヤです。
またハイグリップタイヤにしたが静粛性に不満がある方にも試して頂きたい。
違いが体感できるタイヤとしてオススメします。
想像以上にミニバンでも相性ピッタリなので、装着すれば走りのレベルが上がって運転が楽しくなること間違いなしと思います。家族みんなで乗る事が多い方にもお試し頂きたいですね。
私がテスト走行した限りでは、空気圧が高すぎるとMaxContact MC6本来の良さが出ません。愛車に合わせた適正な空気圧にしっかり合わせてあげる事が、このタイヤを楽しむポイントの一つと考えます。