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メディアインプレッション

■EcoContact 6(ハイパフォーマス・エコ)

エコだけじゃない。走りも追求したハイパフォーマンス・エコという新ジャンル

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1:省燃費偏重時代に終わりを告げる

コンチネンタルが”ハイパフォーマンス・エコタイヤ”と称する「EcoContact 6」のコア技術が「グリーン・チリ 2.0」。独自の添加剤により柔軟性が高められたコンパウンドは、どんな路面にも柔軟に追従し、変形や摩耗を低減する。
エネルギーを無駄なく路面に伝えられれば当然、燃費、CO2排出量を低減させることができるし、更にドライ・ウェットを問わない高いグリップ力にも繋がる。更には、摩耗を抑えてロングライフにも貢献することになる。要するに、エコタイヤにとっては理想のコンパウンドと言えるだろう。
トレッド面は、グルーブとリブの比率をサイズに応じて最適設定。外方向に向いたショルダーグルーブが優れたウェット性能に貢献している。しかも、コンパウンドはシリカ含有率も高められており、転がり抵抗重視の従来のエコタイヤでは物足りなかったウェット性能もハイレベルだと謳われる。
実際、36サイズのうち15サイズが、欧州のタイヤラベリング制度に於いて、転がり抵抗係数とウェットグリップ性能のいずれも最高評価のA/Aを獲得している。単に省燃費というだけではないのだ。

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2:その乗り心地、まるで手品

まず感心させられたのが乗り心地の良さ。いや、驚いたという表現でもいいかもしれない。EcoContact 6を組み合わせたメルセデス・ベンツ「C200」は元々快適性の高いクルマだとは言え、エコタイヤと言えば転がり抵抗の小ささと引き換えに、乗り心地はやや硬めという先入観があったから、その当たりの柔らかさに思わず頬が緩んでしまった。
それでいて操舵応答性も悪くない。操舵感はサラッとしているけれど、ステアリングを切り込むとノーズが軽やかに向きを変える軽快感が備わる。縦バネは相当ソフトなのに、反応の遅れや腰砕け感が無いフットワークを実現しているのだから、まるで手品でも見せられているようだ。
もちろん天井知らずにグリップするわけではないけれど、しなやかさを活かして四輪の荷重をうまくコントロールしてやれば、ワインディングロードだって楽しめること請け合い。試乗していて「コレ、十分走りを楽しめるタイヤじゃない!」と大いに感心させられることとなった。


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3:全てに妥協しない。これが次世代のスタンダード

エコタイヤだから、快適性や走りはまあそこそこだろうという先入観は、試乗して見事に覆された。さすがドイツブランドらしく、特に高速域の操縦性、安定性のレベルは高く、走らせても楽しい。静粛性も、まったく不満を覚えることはなかった。
今回試せていないが、これで標榜されている通りの優れた燃費を示し、高いウェット性能を実現しているならば総合評価は相当高くなる。しかも、その上で「EcoContact 6」は、ロングライフすらも謳っているのだ。エコという言葉にはエコロジーとエコノミーの両方の意味があるが、長持ちする性能は、まさにどちらの意味にも当てはまる嬉しいポイントである。
今回履かせたメルセデス・ベンツCクラスのようなセダンで、燃費やライフ、快適性が重要という人に「EcoContact 6」はぴったりのタイヤだ。いや、それだけに留まらずコンパクトカーやSUVとのマッチングも、きっと悪くないはず。更に言えば、時には走りだって楽しみたいという人も、このタイヤなら大いに満足できるに違いない。