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メディアインプレッション

■SportContact 6(スーパースポーツ)

ジャーマン・テクノロジーの粋を集めたフラッグシップ・スポーツをテスト!

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1:最高350km/hを許容する戦闘力の源泉

その名の通り「SportContact 6」は、コンチネンタルを代表するスポーツタイヤだ。注目は「ブラック・チリ・テクノロジー」が採用されたコンパウンド。「チリ・テクノロジー」とは、コンチネンタル社内で革新的な配合技術を確立したトレッド・コンパウンドだけに使うことが許されている名称だという。このブラック・チリは、何と0.00001mmというレベルで路面の凹凸に噛み合い、高いグリップ力を発生すると謳う。
左右非対称とされたパターンは、トレッドの内側~中央部分に剛性の高いリブを配置し、外側には旋回時にブロックを連結させて倒れ込みを防ぐ構造を採用している。また、トレッド下に置かれる「スパイラルキャッププライ」には新開発の補強素材「アラロン350」が使われ、最高350km/hの走行にまで対応する。
要するに、圧倒的な高速域に至るまで、高いグリップ力により常に正確なハンドリングを可能にするのが、この「SportContact」の最新版なのだ。


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2:頼もしく快適。スポーツセダンとの相性も◎

組み合わせたのは日産「スカイライン 400R」。「DAS(ダイレクト・アダプティブ・ステアリング)」を採用するこのクルマは、ノーマルではステアリングフィールが人工的でやや甘めという印象があるが、「SportContact 6」を履かせると、絶対的なグリップ力だけでなく高い剛性感がそこをうまく補っていることを感じさせる。マッチング、非常に良さそうというのが第一印象である。
微小な舵角からリニアにグリップが立ち上がる様がいかにもスポーティだし、その先の高いコントロール性を期待させる。これは、極めて高い剛性、そして正確かつキレの良い応答性をもたらすトレッドパターンの恩恵だろう。
全体に剛性感に富み、路面からの入力に対する手応えに曖昧さはないが、快適性は疎かにはされていない。真円度の高そうな滑らかな転がり感が、むしろ質の高い乗り心地を実感させる。ふんわり柔らかいというわけではなく、スポーツタイヤとして”頼もしく快適”というテイストである。


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3:ドライビングが歓びへと昇華する

高い剛性感は、加減速の際にも発揮される。特にブレーキングの際の余計なたわみ感の無い、剛性感あふれるブレーキタッチは抜群のコントロール性に繋がっていて、ブレーキを踏むことが歓びになる。
加速も同様で、アクセルを踏み込んだ瞬間、たわんで力が逃げることなく骨太なトラクションが発揮され、即座に加速体制に入れる。FRスポーツセダンの醍醐味を存分に味わえるのである。
しかも、これだけのスポーツ性能を持ちながら、ロードノイズが非常に低いレベルに抑えられているのも嬉しい。”スポーツタイヤにしては”という前置詞抜きに室内は快適。乗り心地も標準のランフラットタイヤより明らかに上だから、まさに非の打ち所がないと評したくなる。
ダイレクトなドライブフィールや、レスポンスの良い走りを求めるなら、きっと満足できるだろう。